北欧家具の歴史1

現在では、北欧家具などのインテリアの世界を謁見している北欧ですが、つい10数年前までは、非常に貧しい国でした。

19世紀には、物資の少ない土地柄に、インフラも整っていない国の状態での、急激な人口増加に伴い、人口の数割が、他国に移住してしまう、北欧の国もあるほどです。

さらに、階級差別も激しく、王室国家のために、新たに作られる建造物などは、一部の上級層の人間が関わる物しかありませんでした。

しかし、そこから脱却する為に、国を上げて他国の文化や様式を取り込む主義が生まれ、当時ヨーロッパで流行っていた、ギリシャの建築方を国の礎になる建物に取り入れ始めました。

それと並行して、インフラを整備する為の計画も生まれ、北欧地方は、ヨーロッパの後進国と言うコンプレックスをバネとして、徐々に国としてのアイデンティティが生まれてきました。

そして、現代では北欧地方に伝わる有名な童話や、建物などが建てられ始めるのですが、未だ、国が変わっていく片鱗を見せ始めた所であり、家具や生活スタイルが憧れられる、インテリな国として大きく変貌していくのはこの後の事となります。

北欧家具の歴史2

北欧の国は、1900年代の初頭には、現在では考えられないほどの後進国でしたが、ヨーロッパの国としての底力を見せ、徐々にですが、インテリな国へと変貌してきました。

北欧建築の巨匠、アルネ・ヤコブセンが、建築コンペで入賞し、斬新な方式を次々と打ち出し、コペンハーゲン地区には高級リゾート地まで作り上げたのは、1930年代になった頃でしたが、この頃に、モダニズムと言う言葉が生まれ、その後、ヴェルハルム・ローリッツェンが作りだした、カストラップ空港や、アルヴェ・アアルトがニューヨーク博覧会で手掛けたパビリオンなどの数々の新鋭により、モダニズムは北欧地方に根付いていったのです。

一方で、住宅環境のインフラの整備も少しずつ身を結び始め、労働者向けの団地など、国民の意識も高まってきたのです。

この時は、まだ第二次世界大戦の前であり、北欧家具などのハンドクラフトな技術だけでなく。

産業や新素材を伸ばして行くのは、戦時中であり、1950年に入った頃の話しになります。

日本と同様に北欧が後進国から先進国に変化を遂げるのは、戦争の力が大きかったと言っても良い程で、北欧の1950年からは黄金時代と呼ばれていたほどです。